弁護士に必要な資質

弁護士にはどのような人が向いているのでしょうか。 法理論を使いこなすのだから、理屈っぽい人が向いているのでしょうか。あるいは、社会正義を実現しようとする正義感でしょうか? 法廷で言葉で闘う闘争心でしょうか? 司法試験を経験した私が考える「弁護士に必要な必要最低限度の資質」は、「24時間365日法律漬けでも平気なこと」です。 ある特定職業の分野において、向いているかどうかを判断するためには、

・周囲に認められるような一定の成果を出せること
・長期にわたって同じことを続けていられること

の二つが必要でしょう。

とにかく、ひたすら法律に取り組み続けていられること、これはもっとも大切な要素で、勉強をしているうちに精も根も尽き果ててしまう人がいます。 司法試験合格後に燃えつきて、二回試験で合格できず法曹になれなかったとしたら、司法試験に挫折して断念するよりもダメージが大きいかもしれません。 司法試験の勉強を続けるうちに、「こんな勉強を一生続けるなんて嫌だな…」と心からうんざりしてしまった人は、法曹に向いているとはいえないでしょう。

このように燃え尽きてしまう理由の一つに、新しい法科大学院制度と、広範すぎる司法試験の出題分野が関係しているように思われます。 かつて、年間500人から600人しか受からなかったかつての司法試験の時代には、二回試験を前に燃え尽きてしまう人の話は聞いたことがありませんでした。 新しい法科大学院と司法試験の制度は、それ以前の制度よりも、精神的な消耗の激しい仕組みなのかもしれません。

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